床屋店員「本日はどのように？」男「>>3で」

男「こんにちは～」

店員「本日はどのように？」

男「>>3で」

店員「かしこまりました。そちらにおかけください」

男「よいしょと」

店員「今日はお仕事休みですか？」

店員「たしか>>10に勤務してるっておっしゃってましたよね」

男「はい」

店員「やっぱりこういう所って休日貰えないとなかなか来れませんからね～」

男「ね～」

店員「美容院って言うと面倒な客とかも来るから大変でしょ」

男「そうそう。この前「>>16してください」なんて無茶言われてさ～」

店員「あなたの他にもそういうこと言う人いるんすね」

男「いるよいるよ。あなたくらいですよ「短くしてください」を受け入れてくれる人」

店員「どこに行っても厄介な客はいるんですね～。あ、男さんのことじゃないですよ」

男「変に気使わなくていいですよ」

店員「職場ってどんな感じですか？」

男「ん～、普通だよ？みんな和気あいあいとしてる感じで」

店員「へー、同僚とかも仲良いんですか？」

男「そうですね。一緒に>>24するくらいの仲ですから」

店員「美容院なんだからそりゃそうでしょうねぇ」

男「そっちは？どんな感じですか？」

店員「こっちも普通だよ。皆仲良しって感じで」

店員「そういえばこの前、後輩から食事に誘われてさ～」

後輩「…」ｼｮｷｼｮｷ

店員「ほら、あの子。可愛いでしょ」

男「うわ～羨まし…何の店に誘われたんですか？」

店員「>>33」

男「足疲れそうですね」

店員「あまりダムには興味なかったから断ったけどさ」

男「もったいな…」

店員「いやいや彼女いるし」

男「え？彼女いるんですか？」

店員「いるよそんくらい」

店員「結婚の話も進んでてさ、新婚旅行どこにしようかとかも考えてるの」

男「どこか行きたい所とかあるんですか？」

店員「>>42とか」

男「暑そうですね～」

店員「でしょでしょ？太陽とかそういうとこ好きなの」

男「遠いでしょ、どうやって行くんですか？」

店員「そりゃ>>50に乗って」

男「え、大丈夫なんですか？」

店員「息止めてれば意外となんてことないよ」

店員「チャリンコも高音に耐えれるような機材でできてるから溶ける心配もないし」

男「へー、そういうもんなんですねぇ」

店員「男さんもたしか結婚してましたよね、新婚旅行とか行ったんですか？」

男「私は>>55に行きました」

店員「男さんも地球外ですか。流行ってるんですかね」

男「宇宙は良いですよ～。開放感があってのびのびできますし、旅行にはうってつけです」

店員「奥さんは専業主婦とかそんな感じですか？どこかに勤めてたり？」

男「>>62で働いてます」

店員「けっこう良い職に就いてますね」

男「共働きでもしないとやっていけないというか、美容院だとどうしても家計が苦しくて」

店員「しっかりしてくださいよ、一家の大黒柱でしょ」

男「はは、すみません」

店員「お子さん2人いましたよね。片方まだ小学生でしたっけ」

男「あ、はい。息子の方はまだ小学生ですね」

店員「息子さんはどんな感じですか？」

男「元気ですよ。この前の授業参観で将来の夢の作文の発表があったんですけど「>>67になりたいです」って大きな声で読み上げてて、ちょっと関心しちゃいましたよ」

店員「奥さんの影響でしょうかねえ」

男「宇宙に興味を持ってくれるなんて、きっと大物になるに違いありませんよ」

店員「しっかりした息子さんですね～」

男「今度連れてきましょうか」

店員「娘さんは？たしか高校生でしたっけ」

店員「年頃になってくると大変じゃない？」

男「最近よく悪口言うようになってさ～。反抗期って言うのかね、参っちゃうよ」

男「だんだん帰りも遅くなってきましたし心配で心配で。「こんな時間にどこほっつき歩いてたんだ！」ってガツンと言ってやったんですよ」

男「そしたら「>>72に行ってただけ」とか言うんですよ。本当に呆れますよ」

店員「あそこですか～。たしかに遭難とかしたら大変ですもんね～」

男「他人事じゃないですよまったく」

店員「仲睦まじい家族ですね」

男「そうそう、息子の方が捨てられてた動物拾ってきてさ～、家で飼おうか迷ってるんだよね」

店員「何の動物ですか？」

男「>>78」

店員「そんなの捨てる人いるんですか。困ったものですね」

男「飼うかどうか妻と相談してる所なんだけど、飼育についての知識とか何もないからさ～」

店員「私で良ければ教えますよ」

男「え、店員さん、ペットとか詳しいんですか？」

店員「家で>>83を3匹くらい飼ってるからね」

男「お、それは頼もしい」

店員「攻撃力が高くて手間取ったけど慣れればなんてことないですよ。大変なのは最初だけ」

男「そうですか～」

店員「ペットは良いよ～。可愛くて癒されるし最高だよ」

男「イナゴか…飼ってみようかな～」

店員「また今度来たときに飼育のコツとかいくらでも教えますので、飼ってみてはどうですか？」

男「そうだね。そうしようか」

店員「さて、これくらいでどうかな。後ろこんな感じですが」

男「うんうん良い感じ。ちゃんと短くなってる」

店員「ありがとうございます。ではお会計になりますね」

男「よいしょ」

店員「1000円になります」

男「はい丁度」

店員「ありがとうございました～。またお越しくださいませ～」

-おわり-